ステークホルダーエンゲージメント
持続的な競争力および企業としてのレジリエンス(強靭性)の創出とステークホルダーとの信頼関係を構築しています。
社会課題解決を基本とした事業運営に向けては、多様なステークホルダーの期待や要望を適切に把握・反映することを重視し、持続的な競争力および企業としてのレジリエンス(強靭性)の創出を図るとともに、信頼関係の構築に努めています。
ステークホルダーエンゲージメント*1は、さまざまなステークホルダーの皆様とエプソンを結ぶ重要な架け橋です。エプソンは、全てのステークホルダーの皆様に以下の3つの価値を提供します。
精神的・文化的豊かさ
再配分
また、社会支援活動については以下の3つの基本的な考え方に基づき、環境、教育・文化、生活・地域を重点活動分野として実施します。
- SDGs達成に貢献します
- 持続可能でこころ豊かな社会の実現を目指します
- 世界の各地域に根差した活動を展開します
ステークホルダーエンゲージメントの目的
持続性を伴う社会支援
(Value Share活動)
コンソーシアム
社会課題解決につながる
持続的な社会価値の共創
働きがいのある職場環境の構築
お客様に喜ばれ信頼される商品・サービスの創出
適切な事業運営や投資判断につながる良好なコミュニケーション構築
世界各地でそれぞれの地域社会に根ざした活動を通じて、社会との共生を進める
公平公正・共存共栄を基本にした、相互信頼に基づく良きパートナーの関係構築
*1 企業とステークホルダーの対話。企業が活動や意思決定を行う上で、ステークホルダーの関心事項を理解するために行われる取り組みを指します。
適切な事業運営や投資判断につながる良好なコミュニケーションを構築を目指し、積極的に機関投資家や個人株主との対話を実施します。さらに市場要請に応じた情報の公開や対話手段の強化を行います。
サプライヤー
サプライヤーは、経営理念実現のための重要なパートナーであり、信頼関係を構築することにより、共存共栄を目指しています。
主要拠点がある長野県や海外の主要生産拠点では、毎年サプライヤーの皆様に事業方針や調達方針などを共有する説明会を開催しています。また説明会では、経営層がサプライヤーの皆様の声を直接聴き、相互理解を深めることで、連携強化を図っています。
サプライヤーの評価も毎年実施し、改善活動を支援することで、社会的責任の遂行につなげています。
従業員
企業経営を支える従業員がいきいきと活発に働ける環境を目指し、組織風土改革を進めます。
- 風通しの良い自由闊達なコミュニケーションに向けた対話会
- 組織風土アセスメント、こころの健康診断
- 社長メッセージの配信と従業員からの意見・感想の収集
社会課題を解決し、持続可能な社会を実現するには、それぞれ得意分野を持ったパートナーとの連携が欠かせません。これまで以上に共創活動を強化し、広くパートナーシップを構築します。
- パラレジンコンソーシアム
- スマートシティ会津若松
- 北九州イノベーション拠点
- 東京渋谷ポイント0オープンプラットフォーム
- 信州大学(小型規模循環型リビングイノベーション) など
従来の単なる寄付や支援だけでなく、世界の地域や団体と連携し、持続的な共存につながる活動を続けます。
- トビタテジャパン留学生支援、セイジ・オザワ松本フェスティバル、美術館支援、写真コンクール
- 松本山雅FC、地域清掃、祭り、諏訪湖花火
- エプソン国際奨学財団、エプソン情報専門学校運営を通じた学生支援、地域人材の育成
持続性を伴う社会貢献を目指し各種団体との価値創造活動をグローバルに展開します。
- 野鳥の会、植林、珊瑚移植、児童への環境教育、インクカートリッジ共同回収
- ゆめ水族園、献血、障がい者スポーツ支援(知的・身体)、各地域病院支援
- JICA包括連携協定締結、アジア・アフリカ研修生受け入れ、JICA駒ケ根隊員教育支援