経済価値



エプソンは、経済価値に関する社会支援活動として、格差解消、子ども支援、経済的自立の分野に取り組んでいます。

途上国の子どもたちへ給食を届ける活動への協賛~「おにぎりアクション」への参加~

「将来の夢は電気技師です。」
当社の社員がタンザニアを視察した時、支援先の子どもに言われた言葉です。給食提供が登校の動機となり、教育を受けたことにより、彼の職業選択の幅が広がりました。
当社では、2023年、TABLE FOR TWO International(以下、TFT)が開催している「おにぎりアクション」に協賛しました。おにぎりにまつわる写真に #OnigiriAction を付けてSNS(Instagram、X、Facebook)または特設サイトに投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する寄付を協賛企業が提供し、アフリカ・アジアの子どもたちに給食をお届けする取り組みです。当社の社員も写真投稿を行い、約2,000枚(1万食相当)の写真が集まりました。

おにぎりアクションはこちら

協賛先からのメッセージ

TABLE FOR TWO International ご担当者

「おにぎりアクション」は、一般の方が「おにぎり」の写真を投稿するというシンプルな行動で、世界の食料問題への気付きを持ち、その解決に参画できる社会貢献活動です。趣旨に賛同してくださる企業様のおかげで仕組みが成り立ち、異なる組織や個人それぞれの力が合わさって一つの社会課題を解決するソーシャルムーブメントとなっています。
TFTが支援するアフリカ・アジアの貧困地域では、学校給食は子どもたちの生きる糧です。お腹を満たすだけでなく、学びを続け、未来を切り開く希望にもなっております。今後もこの活動がサステナブルなものになるよう、エプソン様にも期待しております。

写真提供:TFT

諏訪市 | エプソン 未来を担う子どもたちへの支援事業

当社と諏訪市は、2023年に諏訪市における未来を担う子どもたちへの支援を図るための環境・福祉連携協定を締結しました。福祉連携では、地域の子どもの経済的困窮などの解決のために活動しているNPOなど(以下、団体)への寄付を通して、子どもたちを支援します。
2023年は、地域のひとり親家庭、児童養護、ヤングケアラーを対象として活動をしている6つの団体を支援しました。

連携先からのメッセージ

諏訪市 ご担当者

日本では貧困による格差が拡大し、特にひとり親家庭やヤングケアラーなどにおける教育や生活の安定に向けたサポートが必要です。しかし、これらの支援は行政の力だけでは限界があり、特定テーマの専門性を持った団体との協働が、きめ細やかな支援に繋がっていきます。
一方、子どもの支援活動に取り組んでいる団体の課題の一つとして活動資金の確保が挙げられます。「未来を担う子どもたちへの支援事業」を通じて市とエプソンが連携し、団体を側面より支援することで、団体の自主性を活かした活動を支えながら、併せて地域経済の活性化にも貢献できます。
この取り組みは行政と民間企業と団体の三者連携の好事例であると捉えており、今後この取り組みが地域を超えて、日本全域へ活動が拡大することを期待しています。