地域社会

- 各地域の課題解決につながる価値創造 -
タンザニア/World Mobileとの協業による質の公平な教育環境の提供と新たな産業の立ち上げに貢献
活動内容
発展途上国におけるインフラ整備課題に伴う学びの場や機会の欠如に加え、先進国においても教員不足の課題を抱えるなど、教育現場では多くの課題を抱えています。
Epson Europe B.V(. オランダ 以下EEB)は、2021年11月World Mobile Group(イギリス 以下WM)と共同し、アフリカの学校において質の高い教育環境を提供するためのプロジェクトを立ち上げました。WMが学校内のソーラー発電およびネットワーク接続環境を整え、EEBはエプソン製のインクジェットプリンターとプロジェクターを提供していきます。こうした連携活動を通じ、遠隔でも良質な教育環境を実現し、世界中の子どもたちが誰一人取り残されない、公平で質の高い教育環境の提供を目指しています。さらに学校という公共の場とネットワークの提供により、そこを中心に新たなコミュニティーや産業の立ち上げへの貢献が期待できます。
協働パートナー
- 電力/通信インフラ提供: World Mobile Group
- 行政: タンザニア教育相
具体的な活動
- プロジェクターを使った質の高い教育、および先進国からの教育支援
- ネットワーク構築により、人が集まる新たな経済基盤の構築

パートナー企業メッセージ
Micky Watkins
World Mobile Group, CEO
私たちは、学習、利益の獲得、あるいは人間としての成長といった機会が、生まれた場所によって決まってしまうとは考えていません。全ての人に等しく機会があると信じています。私たちのパートナーシップは、アフリカの人々にとって非常に有益な結果をもたらすでしょう。子どもたちはインターネットに接続された世界の一員となり、エプソンの技術を用いて質の高い教育体験を楽しむことができるからです。
解決する社会課題と価値
具体的な活動・アプローチ
教育施設や、機器、さらに教員不足により充分な教育環境が整っていない地域に、ITを使った質の高い教育環境を提供することで、将来の地域振興の基盤となる人材教育を実現。
学校という公共の場とネットワークの提供により、そこを中心に新たなコミュニティーや産業の立ち上げに貢献する。


南アフリカ/Demo centerの開放とプリント技術指導により地域産業の振興に貢献
活動内容
エプソン南アフリカは、地域社会の支援を目的として、大きな可能性を秘めた新たな活動を立ち上げました。
Retrain and Reimagine という名称が付けられたこの取組みは、新しい技能の習得を目指す個人を支援するための新たな活動です。南アフリカの失業率は32%を超えており、この活動によって、個人には有益な知識と経験が提供され、就業率向上や起業に繋がる事で社会に、より幅広い利益がもたらされます。
エプソン南アフリカは、現地の企業や教育機関と協力して、この活動を展開していきます。
また、南アフリカの印刷業界の連合であるPrint SAとの提携を通じて、印刷業界への就業を目指す個人が学習プログラムに参加する際の支援や補助も行う予定です。
対象
- 学生
- アーティスト、デザイナー
- 起業家
- ビジネスパートナー
具体的な活動
- 教育プログラムへの協賛
- Epson Demo centerの無料開放
- サイネージ、テキスタイル、フォトプリンティング
- 生産プロセスのノウハウ提供
解決する社会課題と価値
具体的な活動・アプローチ
深刻な失業率に陥っている地域で、学生、起業家、芸術家に対して、プリンティングに関する技術指導や、製品創出の場の提供、生産プロセスなどの知識を提供し、就業機会拡大、新たなビジネスや製品の創出を支援しています。


価値提供ポイント
- 新たな製品や価値創出支援
- 新規ビジネス立ち上げ支援
- 技能習得による就業支援
長野県/自治体・観光施設と連携したトライアスロンの開催
活動内容
2022年6月長野県諏訪地域の自治体、商工会議所、長野県トライアスロン協会などが連携し、スワコエイトピークストライアスロン大会を開催しました。この大会で、エプソンはGPS・センサー技術を活用することで大会運営を支援しました。スポーツ大会で最も大切である安全・安心な運営を支援するため、転倒検知や位置情報を使い挑戦するアスリートを支えています。自治体や地域企業と連携しリピートにつながる楽しい大会にするとともに、地域の魅力を高め、地域振興にもつながる活動としてさらなる発展に貢献します。

諏訪地域ならではのスポーツツーリズム
RAKO 華乃井ホテル
女将
白鳥 和美 様
近年旅行に対するお客様のニーズや価値観が大きく変化致しました。
諏訪地域ならではの素材を活かしつつ新しい観光コンテンツが求められています。今回のイベントを通して「テクノロジー」「スポーツ」「観光」と異なった分野の連携により新たな観光コンテンツの創出に取り組んでおります。デジタル機器を使いお客様の安全を守る。その上でデータを活用し新しいサービスや楽しさを提供する。諏訪地域の魅力をより多くのお客様にも喜んでいただけるような「おもてなし」を提供したいです。
解決する社会課題と価値
具体的な活動・アプローチ
多くの観光地では集客のための新たな魅力づくりに頭を悩ませています。スワコエイトピークストライアスロン大会では、エプソンのGPS・センサー技術を活用した大会運営に加え、取得データにより、別の日に同じコースで以前の自分や、目標とするアスリートとの競争ができるような仕組みを創りました。こうした仕掛けは、大会以外の日にその地域を訪れる機会につながります。GPS情報と連動した観光案内や、走行距離や記録に応じたポイントと連動することで新たなサービスを創出し、地域内での消費行動にもつながる可能性を持っています。

