株主・投資家

ー 適切な投資判断を促し、経営の質向上につなげる ー
IR活動の方針・考え方
エプソンは、適切な投資判断につながる良好なコミュニケーション構築のため、広報IR部とサステナビリティ推進室が中心となり、年間を通して継続的、積極的に機関投資家や個人株主との対話を実施しています。対話を通して株主・投資家の皆様からいただいたご意見を都度経営層にフィードバックし、経営の質を高める取り組みに活かしています。
私たちが直接お会いできる株主・投資家の皆様の数は限られていますが、より多くの方に当社の考えを伝えるべく冊子やWebサイトなど、ツールを通じたコミュニケーションを積極的に行っています。特に、多くの方々に、同時に情報を伝えられるWebサイトの作成には力を入れ、IR情報だけでなく、サステナビリティ情報も常に最新の情報に更新しています。
アナリスト・機関投資家向けミーティング実績*1

*1 対面による取材・ミーティングのほか、電話やオンラインによるもの、説明会などを含みます。
年間のIR活動サイクル
その他のIR関連活動実施内容
- IR・サステナビリティ関連ツールの改善・情報充実検討
- 株主総会関連書類の早期開示、記載充実
- 開示資料の英訳による海外投資家への情報提供
- サステナビリティサイトの更新・内容充実に向けた意見交換
- コーポレートガバナンス・コードへの対応と対応内容の開示
- コロナ禍におけるリモート面談等、Webを利用したIR活動の推進
2021年度のエンゲージメント活動
エプソンの成長戦略への理解を深めていただくイベントを開催
エプソンは、プリンティング以外の事業も展開していますが、とりわけ家庭用プリンターのイメージが強い企業です。しかし、エプソンがこれから力を入れていく「成長領域」は、商業・産業向けプリンターやオフィス向け複合機、ロボットなどの生産システムであり、エプソンにおいても比較的新しい分野です。投資家の皆様にエプソンの今後の成長戦略をご理解いただくため、2021年度は商業・産業IJP(完成品ビジネス)スモールミーティングやマニュファクチャリングソリューションズ事業戦略説明会など、成長分野に焦点を当てたイベントの開催に力を入れました。また、2022年度に入ってからは徐々に少人数での集合イベントや対面IRミーティングを再開するなど、With/After COVID-19におけるIR活動のありかたを模索しています。
機関投資家の皆様と社外取締役の対話会を開催
2019年の実施に引き続き、2021年3月、当社社外取締役5名全員が参加する機関投資家の皆様との対話会をオンラインで開催しました。対話会では、機関投資家の皆様から寄せられたESGを中心としたさまざまなご質問に各社外取締役がお答えし、活発な議論が交わされました。このような場を設け、社外取締役が機関投資家の皆様との相互理解を深めることは、当社取締役会の実効性向上につながります。また、議論の内容をできるだけありのままに公開することは、当社のステークホルダーからの信頼獲得につながると考え、今後も実施を継続していく予定です。