エプソンは水晶デバイス市場におけるリーディングカンパニーです。通信・ネットワークや民生・産業、車載といった幅広い領域に対応しています。また、エプソンの半導体は、自社製品向けで培った技術・品質を外販ビジネス、シリコンファンドリービジネスに展開しています。エプソンの強みである水晶・半導体の技術融合を生かした小型・高性能な製品ラインアップを強化し、スマート化する社会とエプソンの完成品の価値向上を支え、安定的な利益を創出します。

「産業の塩」と呼ばれる水晶デバイスと「産業の米」といわれる半導体。エプソンは、いずれも産業に欠かせない二つのマイクロデバイス技術を持ち合わせ、事業展開している稀有な存在です。マイクロデバイス事業は、エプソンの完成品の価値向上を支える役割を担っていると同時に、省電力・小型・高精度なデバイスの開発・製造・販売を通じてIoT機器、通信・ネットワーク機器などの発展に貢献しています。

エプソンの水晶発振器は24%と高い市場シェア（金額）を占めます。