ブランドプロモーション
エプソンの商標戦略
商標が創出する企業価値
エプソンでは、商標を単なる権利保護の手段としてではなく、技術や事業、企業理念の価値をお客様や社会に伝える重要な経営資産として活用しています。
技術価値の見える化 ― PRECISIONCORE
エプソンを支えるインクジェットプリンティング技術の中核は、プリントヘッドの技術です。この先進技術が、より高速で、より高画質な印刷を実現しています。この中核技術を「PRECISIONCORE」という商標によってブランド化し、技術の見える化を図っています。高度な技術ほど、その価値をお客様にわかりやすく伝えることが難しいところ、「PRECISIONCORE」という商標によって可能にしました。
さらに、エプソン製プリントヘッドを採用するプリンターメーカーに対して「PRECISIONCORE」ラベルの使用を許諾し、第三者製プリンターにも表示いただいています。これにより、第三者のプリンターを使うお客様であっても、搭載されているエプソンの技術を認識できるようになり、エプソンの技術への認知拡大につながっています。
「PRECISIONCORE」は、技術そのものをブランドとして育成し、技術優位性を市場価値へと結び付けています。
ビジネスモデルのブランド化 ― ECOTANK
エプソンは、大容量インクタンク搭載プリンターを市場に投入し、従来のプリンター市場に新たな価値を提案してきました。この革新的なビジネスモデルを体現するプリンターに、「ECOTANK」という商標を付与することで、その価値をお客様にわかりやすく伝えています。
「ECOTANK」という名称には、経済性(Economy)という経済価値が込められており、大容量インクタンクを搭載したことによる低印刷コストや利便性といった特長を直感的に理解できるブランドとして世界中で浸透しています。商標によって、お客様との接点を強化し、新市場創出と事業成長に貢献しています。
企業理念・サステナビリティの発信 ― Epson 360°
エプソンは、持続可能な社会の実現に向けて、製品の回収・再利用を含む循環型の事業活動を推進しています。
「Epson 360°」は、その取り組みを象徴する商標です。この名称には、製品の製造から使用、回収、再利用までを一体的に捉え、資源を循環させるという考え方が込められています。商標を通じて環境への姿勢や企業としての価値観をわかりやすく発信することで、お客様や社会との信頼関係の構築につなげています。
「Epson 360°」は、商標が単なる製品やサービスの識別を超え、企業理念やサステナビリティへの取り組みを伝える役割を果たしています。