プリンター(インクジェット)技術
エプソン独自の「マイクロピエゾ技術」を磨き上げ、家庭用インクジェットプリンターだけでなくオフィスや商業・産業用途など、より高生産性領域で技術を採用していただけるよう、研究開発を進めています。また、高い環境性能や循環型の印刷環境を提供します。
コア技術
インクジェット技術を支える中心的な技術がマイクロピエゾ技術です。最小で1.5ピコリットル(ピコは1兆分の1)の球状粒子のインク滴を1秒間に最大で5万発も、安定的に正確な位置に必要な量だけ吐出することができます。これは、丸いドット形状のインク滴を、狙った位置に高い精度で着弾させるためのメニスカス制御や、1つのノズルから大小さまざまなインク滴を吐出することができるMSDT(Multi Size Dot Technology)といった技術によって実現しています。インクジェット技術は、既存のアナログ印刷やレーザー方式などに比べて廃棄物が少なく、環境負荷低減に寄与しています。
PrecisionCore技術
PrecisionCore テクノロジーは、インクジェットプリンティングの水準を新たなレベルまで引き上げた最先端技術です。長年にわたって培い、蓄えてきたインクジェット技術と経験に、高精度なインクジェットプリントを実現するための精密部品を製造するMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)加工技術や、シリコンウエハー上に厚さ1マイクロメートル(1/1000ミリメートル)のピエゾ素子の膜を均一、かつ均質に形成する薄膜ピエゾテクノロジーなどを融合することで実現しました。
PrecisionCore技術を支える技術
その他の技術
エプソンはユーザー視点に立ち、こだわりをもって技術開発をしています。ここでは、その一部をご紹介します。