デザイナー対談 | 2年目だからこそ見えてきた、デザインの面白さ
入社から約1年半。学生だった頃は「デザイナーになること」が目標だった4人も、今ではそれぞれが担当する製品やサービスを持ち、設計や企画などさまざまな部門と議論を重ねながら仕事を進めています。
今回は、入社2年目の若手デザイナー4名と、入社4年目の先輩デザイナーで座談会を開催。普段の仕事や職場の雰囲気について語ってもらいました。
まずは自己紹介!
Pデザイン部
プロダクトデザイン
Pデザイン部
UI/UXデザイン
Pデザイン部
UI/UXデザイン
Pデザイン部
UI/UXデザイン
経営戦略推進部
プロダクトデザイン
ゆきまるさん
主な仕事はプリンターの外観デザインですが、そのほかにも展示空間のデザインなども担当しています。
せんちめさん
UIデザイナーとして、商業・産業向けプリンターの操作パネルやPCソフトウェアのUIデザインを担当しています。
おりこーさん
家庭用プリンターの組み込みGUIや、スマートフォンアプリのUIデザインを担当しています。
デシンセイさん
おりこーさんと同じチームで、家庭用プリンターの組み込みGUIやスマートフォンアプリのデザインを担当しています。
そーいさん
入社4年目で、産業用ロボットのプロダクトデザインなどを担当しています。今回は先輩デザイナーとして司会を担当します。
2年目デザイナーの1日
そーいさん
まずゆきまるさんからお願いします。
ゆきまるさん
はい、だいたい朝7時頃に起きます。最近は『トイ・ストーリー』を見ながら朝ごはんを食べています。8時半頃に出社して、午前中は担当しているプリンターのデザイン検討やユーザビリティ評価、SNS用の素材づくりなどを進めています。企画や設計との打ち合わせも多いので、一日中デザインをしているというより、いろいろな人と相談しながら仕事を進めていますね。
そーいさん
昼休みは何をしているんですか?
ゆきまるさん
部署のみんなとご飯を食べたあと、ボードゲームやカードゲームをしています(笑)。これが毎日の楽しみですね。

そーいさん
ではせんちめさんはどんな一日ですか?
せんちめさん
私は毎朝、会社へ行く途中のカフェでモーニングを食べるのがルーティンです。
出社するとチームで朝会があって、その日の予定を共有したり、ちょっとした雑談をしたりします。
午後は実機確認をすることも多いですね。実際のプリンターを触りながら、「ユーザーはどんな流れで操作するのか」を確認してUIを考えています。
そーいさん
UIデザインでも実機をしっかり触るんですね。
せんちめさん
はい。画面だけ見ていても分からないことが多いので、実際に使ってみることを大切にしています。
あと今年は社内イベントの実行委員も担当しているので、その打ち合わせもあります。
仕事が終わった後はジムに行ったり、近くの健康ランドでサウナに入ったりしています。調子がいい日はラーメンまで行きます(笑)。

そーいさん
次に、おりこーさんお願いします。
おりこーさん
私は松本から電車で通っています。
朝会が終わると、スマホアプリの画面デザインを検討します。最近はコンセプトづくりにも携わるようになりました。
2年目になってからは、企画や設計の方との会議も増えました。
そーいさん
1年目との違いを感じますか?
おりこーさん
すごく感じます。以前は先輩から仕事を受け取ることが多かったんですが、今は自分で考えて説明する場面が増えました。
帰宅後は30分くらい散歩しながら、お笑いラジオを聴くのが毎日の楽しみです。

そーいさん
最後に、デシンセイさんの1日をお願いします。
デシンセイさん
僕は6時半に音声アシスタントのアラームに起こされて一日が始まります。
社会人になって車を買ったので、今は車通勤です。
仕事はおりこーさんと同じくアプリのデザインが中心ですが、2年目になって企画や設計との打ち合わせにも参加するようになりました。
自分でデザインの意図を説明する機会が増えて、「伝える力」がすごく大事だと感じています。
仕事が終わると会社のバドミントンサークルへ行き、帰りは少し遠回りしてドライブを楽しむのが最近の楽しみです。
そーいさん
みなさん、本当に仕事だけじゃなく、それぞれの時間も楽しんでいますね。

デザインは、一人では完成しない
そーいさん
入社して1年半ほど経ちましたが、「仕事って面白いな」と思う瞬間はどんな時ですか?
ゆきまるさん
やっぱり、自分が担当した製品が形になった時ですね。
学生の時は、自分一人で作品をつくることがほとんどでしたが、会社では、企画、設計、生産など関係部門から本当にたくさんのメンバーが関わって、一つの製品をつくっています。
自分のアイデアが少しずつ形になり、実際の製品として目の前に現れた時は、「本当にものづくりをしているんだ」と実感します。
そーいさん
部内デザインコンペにも挑戦していましたよね。
ゆきまるさん
はい。今回は残念ながら採用されませんでしたが・・・。
でも先輩の提案からは、「こんな考え方があるのか」と新しい発見ばかりで、とても勉強になりました。次はもっと思い切った提案をしてみたいと思います。
プリンター単体だけを見るのではなく、周囲の家具や空間まで含めて「こんな暮らしができる」という提案ができたらいいなと思っています。
そーいさん
その姿勢が素敵ですね。
自分の案が採用されなくても、「次はもっと良くしよう」と思えるところが、すでに成長している証じゃないでしょうか。
せんちめさん
僕は1年目の頃に、この4人でソリューションセンターのテラスエリアをリニューアルするプロジェクトに参加したことが印象に残っています。
ただデザインするだけではなく、「見学した人が最後にどんな気持ちになるのか」を考えるところからスタートしました。
まず自分たち自身が見学ツアーを体験して、ジャーニーマップをつくり、「最後は自然を感じながらほっとできる空間にしよう」というアイデアを考えました。
そーいさん
UXデザインらしい進め方ですね。
せんちめさん
はい。その中で私は来場者へ配るステッカーを担当しました。
後日、「お客様がすごく喜んでいました」と聞いた時は、自分のデザインがちゃんと誰かに届いたんだ、と初めて実感できました。
それが今でも一番印象に残っています。
ガラスなどよく見ると動物がプリントされている素敵なスペース
そーいさん
せんちめさんの話を聞いていて思ったんですが、1年目からUXの考え方を実践できる機会があるのは、なかなか珍しいですよね。
せんちめさん
そうですね。もともとはプロダクトデザインのチームが中心となるプロジェクトだったんですが、UI・UXチームも加わって進めました。ジャーニーマップを作って、お客様の気持ちを想像しながらアイデアを考える経験は、本当に勉強になりました。
ゆきまるさん
実は僕も、そのプロジェクトでUIチームと一緒に仕事をしたんですが、その時の経験がすごく印象に残っています。
普段はプロダクトデザインとUIデザインで担当が分かれているので、一緒に仕事をする機会はそれほど多くありません。でも、その時に「ユーザーの体験から考える」という視点を学ぶことができました。
デザインにはいろいろなアプローチがあるんだ、と気付かされた経験でした。
そーいさん
最近はデザインコンペでも、UIとプロダクトがお互いの提案を見る機会が増えてきましたよね。
デシンセイさん
そうなんです。UIデザイナーがプロダクトの提案を見たり、逆にプロダクトデザイナーがUIを考えたり。
もし最初からUIとプロダクトが一つのチームでコンペをやったら、もっと面白い提案が生まれるんじゃないかな、と感じています。
そーいさん
確かに、お互いの視点が入ることで、新しい発想が生まれそうですね。
社会人って、毎日仕事だけだと思っていました
そーいさん
続いて聞きたいのは、「入社前とのギャップ」です。
学生時代に思い描いていた社会人との違いはありましたか?
おりこーさん
私は、「社会人は毎日仕事だけ」というイメージを持っていました(笑)。
でも実際に入社してみると、自分の時間もしっかり確保できますし、仕事も毎日楽しいんです。
デスクで一人黙々と作業するだけではなく、先輩や後輩と相談したり、雑談したりしながら仕事が進んでいくので、「こんなに人と話す仕事なんだ」と驚きました。
そーいさん
長野県で働くことへの不安はありませんでしたか?
おりこーさん
私は大学まで関東にいたので、最初は少しだけありました。
でも実際に暮らしてみると、自然が近くて、通勤電車も混まないし、とても暮らしやすいです。
仕事が終わって外に出ると山が見えるだけで、気持ちが切り替わるんですよね。東京とは違った魅力を感じています。
ゆきまるさん
僕は逆に、「デザインってこんなに難しいんだ」というギャップがありました。
学生時代はデザインだけを考えていればよかったんですが、会社では設計や製造、コストなど、いろいろな条件を踏まえて提案しなければいけません。
最初は制約が多いな、と感じました。でも今は、その制約があるからこそ面白いと思っています。
どうすれば実現できるかを設計の方と一緒に考えたり、より良い方法を探したりする過程が、ものづくりの醍醐味なんだと感じています。
そーいさん
設計のメンバーと話す機会も多いですよね。
ゆきまるさん
はい。最初は緊張していましたが、一緒にご飯へ行ったり、何度も話したりするうちに相談しやすくなりました。
学生の頃より、いろいろな年代の人と話す力が身に付いた気がします。
デシンセイさん
僕は、「質問しやすい環境」が一番のギャップでした。入社したばかりの頃は、何が分からないのかも分からなくて(笑)。でも先輩に相談すると、本当に丁寧に教えてくれるんです。
朝会でも「これ見てもらえますか?」と相談すると、みなさんが時間をつくって意見をくださいます。
2年目になって、自分から質問できるようになったことで、仕事が一気に面白くなりました。
そーいさん
先輩からすると、相談してくれること自体がうれしいんですよね。
エプソンを選んだ理由
そーいさん
みなさんは、インターンシップをきっかけに入社を決めたそうですね。
ゆきまるさん
はい。一番印象に残ったのは、講師の方々の雰囲気です。
みなさん本当に楽しそうに仕事をしていて、「ここなら自分も成長できそう」と感じました。
ショールームを見学した時も、「プリンターってこんなにいろいろなことができるんだ」と驚きました。
製品の幅広さも入社を決めた理由の一つです。
せんちめさん
僕も、人ですね。インターンシップ中に悩んでいると、何度も声を掛けてくださったんです。
発表が終わった後も、「頑張っていたね」「良かったよ」と、自分の取り組みをちゃんと見てくれていました。
「この人たちと一緒に働きたい。」その気持ちが、入社の決め手になりました。
おりこーさん
私も同じです。他社のインターンシップにも参加しましたが、エプソンは講師との距離が本当に近くて、話しやすかったんです。課題に取り組む時も、一人で考えるだけではなく、みんなで意見を出し合う雰囲気があって。
「会社に入っても、この空気なんだろうな」と感じられたことが大きかったです。
デシンセイさん
僕も、一週間のインターンシップで感じた「人の温かさ」が決め手でした。
相談すると一緒に考えてくれる。発表が終わると、一緒に喜んでくれる。
そんな姿を見て、「この会社なら安心して挑戦できる」と思えました。
学生のみなさんへ
そーいさん
最後に、これから就職活動を迎える学生のみなさんへメッセージをお願いします。
ゆきまるさん
学生時代は、デザインだけではなく、いろいろな経験を全力で楽しんでほしいです。一見関係ない経験でも、あとからデザインの引き出しになります。
せんちめさん
「デザイナーになること」をゴールにしないでほしいと思います。
デザイナーになったその先に、自分は何を実現したいのか。そこを考えながら学生生活を過ごすと、きっと就職活動も仕事ももっと楽しくなると思います。
おりこーさん
社会人になると、「どう働くか」と同じくらい、「どう暮らすか」も大切になります。仕事だけではなく、自分らしい生活まで想像しながら会社を選んでみてください。
デシンセイさん
会社に入ると、自分のデザインを説明する機会が増えます。
だからこそ、アウトプットだけではなく、「なぜそのデザインになったのか」を言葉にする力も磨いてほしいですね。
でも、全部一人でできる必要はありません。会社には相談できる先輩がたくさんいます。僕自身も、先輩に助けてもらいながら少しずつ成長できています。
そーいさん
今日みなさんの話を聞いていて、この1年半ですごく成長したんじゃないかなと感じました。もちろん、まだ悩むこともあると思います。でも、一人で抱え込む必要はないと思います。
エプソンには、相談できる先輩がいて、一緒に考えてくれる仲間がいます。
だからこそ、安心して挑戦できるんだと感じました。
※当記事は2026年8月時点の在籍メンバーです
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