2013年3月期(2012年度)第3四半期決算説明会 質疑応答要約
全社
情報関連機器
- Q1
第4四半期の為替感応度を教えて欲しい。
- A
四半期ごとの為替感応度は公表していない。ただし、年間での営業利益の感応度は現時点では従来の予想から変わらず、1円の円安に対し、USドル2億円、ユーロ12億円のプラス影響。
足元の為替水準が第4四半期末まで継続した場合、計算上は相応の影響を受けるが、実際の事業活動においては、外部環境の変化に応じ発生する費用変化などもあるため、影響は限定的。 - Q2
在庫水準について、第3四半期の状況と今後の見通しを教えて欲しい。
- A
2013年3月末での適正化に向けて製造・販売が一体となって在庫の圧縮に取り組んでいる。12月末は昨今の円安影響で金額ベースでは削減計画に届かなかったものの、10月をピークに減少傾向をたどっている。
現状は、販売状況の変化に対応した生産コントロールを実施しており、3月末には見込んでいる水準に抑えることができると認識している。 - Q3
2012年度の設備投資のうち特に力を入れているテーマについて教えて欲しい。
- A
主な内容は、インクジェットプリンターに関する投資であり、将来の成長につなげるための投資。
- Q4
第3四半期での情報関連機器セグメントの採算改善の要因について教えて欲しい。
- A
主にインクジェットプリンターの採算改善による。本体モデルミックスの改善や販売価格維持、小型化モデル投入によるコストダウン等が進んだ。また、消耗品販売も増加した。
- Q5
今後のインクジェットプリンターの戦略の方向性について教えて欲しい。
- A
オフィス向けのビジネスインクジェットプリンターや新興国市場向けのビッグタンクモデルの販売強化など、モデルミックスの改善に取り組むと同時に、小型化モデルへの切り替えを進め、市場での競争力強化と採算性の改善を進めていく。