循環資源によるものづくりで、豊かな自然を未来へつなぐ

ものづくり企業だからこそ「地下資源*1消費ゼロ」を目指す

セイコーエプソン株式会社 広丘事業所

現在、大量生産・大量消費、あるいは大量廃棄の一方通行の経済から、資源をより持続可能な形で使用する循環型経済への移行が求められています。エプソンは多くの製品を製造するものづくり企業としての責任に向き合い、2050年に「地下資源*1消費ゼロ」達成を宣言しました。投入する資源の総量を減らし、捨てるものをなくし、循環資源の利用を100%にすることで、地下資源*1消費ゼロを目指します。私たちは、この目標を実現できる/できないの視点ではなく、「ものづくり企業としてやり遂げなければならないこと」と捉え、取り組みを進めています。

エプソンの主要製品であるプリンターで循環資源を利用

分解したEP-M553T(画面右:再生プラスチック配合部品)
段ボール素材の緩衝材

地下資源*1を消費しないためには、地上にある資源を大切に繰り返し使っていく必要があります。エプソンは主要製品であるプリンターでも、再生材やバイオマスといった循環資源の利用を進めています。例えば、本体の外装プラスチック部品に再生プラスチックを配合した製品を開発。さらに、一部製品では、緩衝材に発泡スチロールを使用することを止め、段ボールや、エプソン独自のドライファイバーテクノロジーを活用した再生素材に切り替えました。この再生素材は、社内の使用済みの紙を原料にして、水を使わず*2に繊維化し、結合と成形を行って作られています。これらの紙をベースとした緩衝材でも、緩衝性能に優れた発泡スチロールと同等の性能を実現し、精密機器であるプリンターの品質を維持しています。私たちは、このように品質と環境配慮を両立させる技術を追求し、製品をお届けしています。

広がる資源循環の取り組み

プリンター本体の外装部品に再生プラスチックを配合した製品

エプソンは、その他にも使用済みのプリンターやインクカートリッジの回収を世界各国・地域で続けています。さらに、使用済みの産業向けプリンターの整備・再利用を始めるなど、取り組みを拡大させています。一方で、私たちだけでできることには限りがあります。お客さまやパートナーの皆さまとも協力し、2050年には循環資源によるものづくりが実現できるよう、取り組みを続けていきます。

*1 原油、金属などの枯渇性資源

*2 適度な湿度が必要です。

その他の取り組み

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