限られた資源とアイディアをつなぎ、新しい活用サイクルをつくる

今までゴミとして処理をしていたものをアップサイクルで立派な素材に

シュレッダーで細断された紙

「アップサイクル」という言葉を聞かれたことはあるでしょうか。
エプソンは、使用済みの紙から新たな紙を生む出すリサイクルはもちろんのこと、リサイクル以上の価値をプラスして再生する「アップサイクル」を実現しています。例えば、オフィスから毎日のように廃棄される大量の紙の山から、新たな紙だけでなくプリンターのインク吸収剤や吸音材、梱包のための緩衝材を作るようなことです。一般的にはゴミとしてそのまま捨てられてしまうものも、エプソンにとっては立派な資源です。

未来に続くドライファイバーテクノロジー

ほとんど水を使わ*1繊維素材を価値あるカタチに変え、用途に合わせた繊維化や、結合、成形を行い素材の高機能化を実現するエプソン独自の技術です。
この技術を用いて、地球規模の重要課題である水資源の保全、また循環型社会へ貢献しています。例えば、乾式オフィス製紙機 PaperLab A-8000を使用すると同じ質量の市販の紙を製紙する場合と比べ、その水の使用量はわずか1/100*2程度です。社内でも自社で使用した紙の再利用を進めています。会社のカレンダーや社員の名刺に再生紙を使い、研修や業務における資料でも活用しています。
*1 機器内の湿度を保つために少量の水を使用します。
*2 市販の紙の原料となる木材の育成のための水消費量を含みます。なお、市販の紙とは日本で流通する一般的な紙を示します。
PaperLab A-8000を1年間稼働した場合の環境効果(稼働条件:8時間、240日/年)について、詳細はこちらをご覧ください。

この技術の進化の先に広がる、さらなる資源活用の可能性

さらにエプソンは、株式会社ユーグレナと日本電気株式会社の3社でパラレジンジャパンコンソーシアムを設立。ドライファイバーテクノロジーを応用することによって古紙から糖をつくり出し、それを養分として微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を培養します。そこからバイオプラスチック*3を製造することができます。
*3 再生可能なバイオマス資源を原料に、科学的または生物学的に合成・処理することで得られるプラスチック。焼却した場合でも、バイオマスのもつカーボンニュートラル性から、大気中のCO2濃度の上昇が抑えられるという特徴があります。

その他の取り組み

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