デジタル技術でサステナブルに、あなたとファッションをつなぐ

ファッション業界の課題に向き合う

今、ファッション業界ではお客様のニーズの多様化に伴う少量・多品種生産の拡大、持続可能な社会の実現に向けた環境への配慮が求められています。また、試着サンプルや売れ残った商品が多く廃棄されてしまっている現状もあります。

エプソンのデジタル捺染技術が社会にもたらす価値

アパレル業界などで布地へのプリントに使用される捺染(なっせん)技術。その中でデジタル捺染は、従来のアナログ捺染で必要な製版のプロセスがなく、データから直接印刷するため、パーソナライズ・カスタマイズされたデザインをプリントでき、需要に合わせてオンデマンド・多品種印刷が可能です。従来のアナログ捺染と比べて作業工程が少なく、しかも、短納期の印刷にも対応できます。インクジェット技術を使いデザインした柄をプリントすることで、必要なものを、必要な時に、必要なだけ作ることで、売れ残りや廃棄ロスの削減につながります。つまり、インクジェット技術を使ったデジタル捺染技術により、需要変動に柔軟に対応し、かつ環境負荷を低減できるのです。

誰もがサステナブルにファッションを楽しみ続けられる世界へ

このデジタル捺染事業は、私たちにとって新たな挑戦です。生産性や品質を高めるだけなく、生産・販売現場が抱える課題にもさまざまな連携を通して取り組んでいきます。エプソンは、リアル店舗において当社のプロジェクターを活用した商品展示と、デジタル捺染を使った商品の受注生産の取り組みに参加しています。これにより、店舗での商品サンプルや在庫廃棄の削減に貢献しています。世界的にエシカル消費への関心が高まる中、ファッション業界の「つくる責任・つかう責任」を共に果たすことによって、誰もがサステナブルな仕組みの中でファッションを楽しみ続けられる世界を実現していきます。

その他の取り組み

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