合理的配慮・定着支援

合理的配慮

障がいの有無に関わらず、従業員が安心して働ける環境や状態を整えるために、合理的配慮を通じて、困りごとや障壁を取り除く取り組みをしています。

  • 写真や、図入りのマニュアル整備
  • 就業に関する勤務時間短縮の配慮 (人工透析や、私傷病などで長期休業した後に職場復帰する場合など)
  • 障がいに配慮した休憩時間の設定
  • 朝会、連絡会などでの手話活用・音声認識アプリ
  • 障がいに配慮した作業環境 (耳栓の導入や、専用休憩室の設置)
  • 座位による手作業業務 (下肢障がい、腎機能障がい)
  • ユニバーサルデザイン化された施設 (段差の無い就労環境、広めの通路)
  • 相談窓口の設置 (メール・電話・お手紙など、相談しやすい方法を選択できます)


静かに落ち着いて
リフレッシュできるスペース


角度調整式鏡面の洗面台
障がい者用トイレ


玄関と駐車場間のフラットな
バリアフリー通路


健康管理室

各種表示(危険表示、案内 他)

車いすの高さに合わせた
食堂のカードリーダー・配膳台


定着支援

従業員の成長を後押しすることを目的に、目標管理を始めとした各種トレーニング、専門資格保有者によるカウンセリングなど、育成・支援に取り組んでいます。

【支援・育成の取り組み例】

  • 目標管理制度
  • 「精神保健福祉士」によるカウンセリング面談
  • グループワーク(ソーシャルスキルズトレーニング)
  • アセスメントやサポートブック※1を活用した、個々の特性に添った支援
  • 各種大会への参加支援(アビリンピック、スポーツ大会など)
  • 永年勤続表彰(5年、10年、15年、20年、25年、35年)


【支援力強化の取り組み例】

  • 「障害者職業生活相談員」の配置
  • 「企業在籍型ジョブコーチ」の配置
  • 定例サポート会議、定着支援研修会※2の実施


※1 サポートブック
アセスメントや面談などを通じて確認した障がい情報や配慮事項、
強み弱み分析結果、目標と指導方法などを集約している


※2 支援者向け定着支援研修会

安全活動

一人ひとりの障がい特性に対応した安全配慮をおこなっています。

  • 障がい特性に沿った安全教育
    • 絵で見る教材を使用したヒヤリハット教育
  • 避難訓練(安全確保)
    • 車椅子使用者の誘導、エレベータ緊急停止体験、光警報装置の設置など
  • KYT(危険予知訓練)、応急手当とAEDの初期初動訓練
  • 災害を想定した帰宅訓練の実施と、帰宅困難に備えた防災備蓄品の完備
  • 緊急時・災害時に対応するためのヘルプカードの導入・携帯


帰宅困難時に備えた3日分の備蓄品

社員証ホルダーに格納したヘルプカード