経営理念

経営理念

経営者メッセージ

宮崎エプソンは、人工水晶から水晶チップまでを一貫生産する、セイコーエプソン水晶デバイス事業の重要拠点です。
私たちは、水晶が持つ優れた物理特性と独自の生産技術を強みに、タイミングソリューションやセンシングソリューションを支えるものづくりを通じて、社会の発展に貢献してきました。
社会や産業を取り巻く環境が大きく変化する中、私たちはエプソングループの長期ビジョン「ENGINEERED FUTURE 2035」のもと、「省・小・精」の技術・思想を基盤に、より少ない資源でより大きな価値を生み出すものづくりに挑戦してまいります。
また、この自然豊かな宮崎の地で、地域に根ざし、地域とともに成長する企業であり続けます。
世界を支える水晶デバイスを宮崎から。その誇りと使命感を胸に、未来を支える価値の創造に挑戦し続けます。

宮崎エプソン株式会社
代表取締役社長
小関 保

エプソングループの健康経営

健康経営の目指す姿

エプソンは、グループすべての働く人の健康が最重要と考え、パーパス、エプソンウェイ、ENGINEERED FUTURE 2035、エプソングループ労働安全衛生基本方針およびエプソングループ健康経営宣言に基づき、健康経営(Wellーbeing経営)に取り組みます。
 エプソンの健康経営(Wellーbeing経営)では、働く人の健康保持・増進を基盤にグローバルベースで健康経営を推進し、「身体的、精神的、社会的にすべて満たされる」ように組織の環境を整え、社員の意欲やエンゲージメントを高め、最大限に力を発揮し、企業価値向上に貢献することを目指します。
 2020年4月、「エプソングループ健康経営宣言」を策定し社内外に公表しました。また2025年4月には、健康経営宣言の一部を改訂し、健康経営の取り組みは社員のみならず、グループすべての働く人が参加し取り組むことを明言し、海外拠点へグローバル展開しています。国や地域ごとに労働衛生に関する法令または文化が異なっても、働くすべての人の健康保持増進に向けた取り組みに変わりありません。エプソンは、グループすべての働く人と会社が一体となってグローバルで健康経営を推進し、より良い社会の実現を目指します。

宮崎エプソン健康経営への思い

私たち宮崎エプソンは、従業員一人ひとりの健康が、企業の持続的な成長と価値創造を支える最も重要な基盤であると考えています。
エプソングループでは、「こころとからだが健康で、いきいきと働き続けられること」を目指し、自律的健康管理を推進しています。
私たちは、「私がつくる 私の健康」をスローガンに掲げ、従業員一人ひとりが自身の健康状態を把握し、健康に関する正しい知識を身につけ、主体的に生活習慣やこころとからだを整えていくことができるよう支援してまいります。
また、健康的で安心して働ける職場環境づくりと、一人ひとりの活力向上を通じて、従業員の成長と組織の成長を実現し、企業価値の向上につなげていきます。
宮崎エプソンは、これからも健康経営の実践を通じて、従業員がいきいきと活躍できる職場づくりを推進するとともに、お客様や地域社会から信頼される企業を目指してまいります。
「私がつくる 私の健康」
一人ひとりの活力が、会社を動かす力になる。
この考えのもと、従業員と会社がともに健康と成長を追求し、より豊かな社会の実現に貢献してまいります。

宮崎エプソン株式会社
代表取締役社長 小関 保

体制

健康経営の責任者である社長の下、ENGINEERED FUTURE 2035の実現に向け、健康経営(Well-being経営)を推進していくための一体的な体制として「健康経営推進委員会」を設置しています。また、推進においては、社内関係機関だけでなく、セイコーエプソン株式会社、健康保険組合と連携をしながら取り組んでいます。

エプソングループ中期健康管理施策「健康Action2030」(FY2026~FY2030)

2001年以来、健康管理中期計画を策定し、社会環境や社員を取り巻く状況の変化に合わせて継続的な見直しを行ってきました。これまでの取り組みにより、疾病予防を中心とした健康管理体制を整備し、社員の健康を守る基盤を構築してきました。
2026年度からの中期健康管理施策「健康Action2030」では、この基盤に加え、社員一人ひとりが健康でいきいきと働き続けられることを目指し、自ら健康を維持・向上できる力を高めることで、こころとからだのコンディションを整え、一人ひとりが持てる力を最大限に発揮できるよう支援します。
こうした取り組みを通じて、社員の健康増進と組織の生産性向上を実現し、さらなる企業価値の向上につなげていきます。


健康経営戦略マップは、健康Action2030の全容を示し健康に焦点をあてて制定しました。
ENGINEERED FUTURE 2035の実現による企業価値向上に貢献することを最終目標とし、エプソンの人材戦略を支えるための基盤として、社員一人ひとりがこころとからだの健康を維持し、いきいきと働き続けられ、最大限に力を発揮することができるよう、さまざまな活動を展開します。

健康Action2030 基本的考え方

健康Action2030では、自律的健康管理を健康施策の基盤と位置づけ、一人ひとりが健康に関する理解を深め、自ら行動を選択し継続できるよう取り組みを推進します。
また、エプソンが考える「自律的健康管理」とは、『私たち一人ひとりが自分の健康状態を把握し、信頼できる情報を正しく選び、判断し、活用する力を高めながら、主体的に生活習慣やこころとからだを整えていくこと』と定義しています。

スローガンと概念図

健康Action2030の推進にあたり、目指す姿や基本的な考え方を社員に分かりやすく伝え、一人ひとりの主体的な健康づくりと各施策への理解を深めるため、スローガンおよび概念図を策定しました。

・スローガン  『私がつくる 私の健康』 一人ひとりの活力が、会社を動かす力になる
『私がつくる 私の健康』には、健康は会社から与えられるものではなく、社員一人ひとりが主体的につくり上げるものであるという考えを込めています。
こころとからだの状態を自ら整えることは、日々の集中力や持続力を高め、一人ひとりが持つ力を発揮することにつながります。そして、その積み重ねが組織全体の力となり、企業価値の向上にも寄与すると考えています。

・概念図
概念図では、「自律的な健康管理」と「いきいきと働き続けられる状態」の関係性を表しています。社員一人ひとりが主体的に健康管理に取り組むことで、健康でいきいきと働き続けることができ、その実感がさらなる健康づくりへの意識や行動につながります。この概念図は、そのような健康づくりの好循環を表現しています。

重要施策と最終目標

社員一人ひとりが自律的に健康管理を実践できるよう、ヘルスリテラシーの向上を基盤とし、健康的な生活習慣行動の促進およびストレス対応力の向上を重要施策と位置づけ、各種活動を展開します。
これらの取り組みを通じて、こころとからだのコンディションを整え、本来の力を発揮できる状態を目指すとともに、将来の健康リスクの低減やレジリエンスの向上を図ります。これにより、こころとからだが健康でいきいきと働き続けられる状態の実現を目指します。

最終目標の達成に向け、自律的に健康管理ができる社員を増やすため、 「ヘルスリテラシーの向上」「健康的な生活習慣行動の増加」「ストレス対応力の向上」を重要施策とし、それぞれに評価指標と目標値を設定しています。
社員一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組み、こころとからだのコンディションを整えられるよう、これら3つの重要施策を中心に各種施策を展開します。また、社会的な要請や健康課題の変化を踏まえ、時代に応じたテーマにも積極的に取り組んでいきます。

健康Action2030では、「こころとからだが健康で、働き続けられる状態」の実現を最終目標としています。その達成に向け、「コンディションが整い、本来の力を発揮している」「脳・心臓疾患リスクの低い健康状態を維持している」「レジリエンスを備えている」の3つを評価指標として設定し、健康でいきいきと働き続けられる状態を目指し、継続的なモニタリングと改善に取り組みます。

エプソングループ中期健康管理施策「健康Action2025」(FY2022~FY2025)の振り返り

エプソンは2001年度から、健康に関する中期計画を定期的に見直しており、2022年度には「健康Action2025」を制定しました。4年先を見据え、働きかたの多様化や社員の年齢構成の変化など、私たちの取り巻く環境が大きく変化することを想定し、社員一人ひとりが自身の健康状態を把握し、各自の状況に合った健康づくりに取り組んでいくことが重要と考えました。そこで、自律性の醸成・働くことと健康の調和を目指す「こころとからだの健康」と、安全配慮の徹底とチームでいきいきと働く組織風土の醸成を目指す「職場の健康*1」の2つを重点分野として取り組みました。
 また、社員一人ひとりの行動変容が当活動の肝であること、さらに、社員一人ひとりを尊重し、協力し「認め合う」を大切にする組織風土の醸成を意識できるスローガンとして、「気づく・学ぶ・行動する そして 認め合う」を掲げて活動を展開しました。
*1心身の健康と働きかたを両輪とする健康経営の考え方を活かし、世界保健機関(WHO)の健康定義にある社会的な側面を踏まえた、2016年度から使用しているエプソン独自の用語。安全配慮はもとより、誰もがいきいきとやりがいをもって働いている、コミュニケーションと活力にあふれた職場づくりのことです。

【総括】

基盤整備においては、従来の中期計画では目標を”努力目標”と位置づけていましたが、「健康Action2025」では、2025年度末の目標達成を目指して、適切なPDCAサイクルを実践するためのオペレーションサイクルを整備し、健康経営を推進する基盤を構築しました。具体的には、毎年度の活動開始時には、当該年度の重点実施事項を示す「推進ガイドライン」を策定し、半期ごとに目標値との乖離状況を確認しながら、目標達成に向けて必要な追加施策を講じました。 また、各種活動の結果を社員、経営層、健康保険組合および労働組合とのコミュニケーションツールとして活用し、定期的な共有の場を設けることで、関係者との連携を深めました。
 施策面では、行動変容に主眼を置いた「健康に関する自律性の醸成」と「組織風土の醸成」に取り組み、年齢構成の変化や働きかたの多様化など、環境が大きく変化する中においても、健康関連指標の悪化を抑制しながら、社員の健康保持・増進や職場環境の改善に一定の成果を得ることができました。

以上より、健康Action2025を通じて、『社員の健康を守るための基盤』を構築することができました。

■こころとからだの健康
こころとからだは一つとの考えのもと、ストレスマネジメントと健康増進・改善を一体的に推進してきました。
健康Action2025では、健康的な生活習慣の定着に向けた取り組みに加え、過体重者の体重減少支援や、有所見者・要精密検査者への受診勧奨など、社員への支援と自律的な健康行動を促す活動を組み合わせながら、若年層から中高年層まで幅広い層を対象に活動を展開しました。
その結果、一部の指標では目標未達となったものの、全体として健康指標の改善が見られました。

■職場の健康

基本的な安全配慮義務の遂行に加え、「チームでいきいきと働く」の実現を目指し、組織風土の醸成に取り組みました。
その結果、1カ月以上のメンタル不調者による休務者割合、長時間労働による健康障害の発生防止および職場内集団感染の未然防止については目標を達成しました。
目標未達となった項目については、引き続き改善の取り組みを継続してまいります。

健康経営優良法人認定