東北エプソンと酒田市が「松くい虫防除研修会」を実施
2026年3月9日
庄内海岸林の保全に向け、クロマツ100本へ樹幹注入を実施
2月28日、東北エプソンは酒田市および庄内総合支庁と連携し、東北エプソン飯森山公園にて松くい虫防除研修会とクロマツ100本への樹幹注入作業を行いました。庄内海岸林の松枯れ被害が拡大する中、地域の自然環境を守る取り組みとして、社員約50名が参加しました。本活動には、当社が寄付した松くい虫防除対策費100万円が活用されています。
■ 庄内海岸林の現状と研修内容
研修では、庄内総合支庁 森林整備課 森づくり推進室の渡部芳宇氏を講師に迎え、松くい虫の生態、松枯れが発生する仕組み、そして効果的な防除方法について学びました。
庄内海岸林は、鶴岡市湯野浜から遊佐町吹浦まで続く、全長33km・幅1.5〜3km・面積約2600ヘクタールに及ぶ広大な防災林です。近年は、手入れ不足による生育環境の悪化や、気候変動に伴う高温・少雨傾向を背景として、松くい虫(マツノマダラカミキリ)が媒介するマツ材線虫病の被害拡大が深刻な社会課題となっています。
■ 樹幹注入による防除活動
講義後、参加者は6班に分かれて、東北エプソン飯森山公園内のクロマツ100本に防除薬剤の樹幹注入を実施しました。専用ドリルで注入孔を開け、加圧容器を用いて薬剤を注入し、最後に孔を封止するまでの一連の作業を、班ごとに協力しながら丁寧に進めました。
■ 地域とともに未来の森林を守る
東北エプソンは、飯森山公園の命名権を保有し、酒田市と自然環境保全に関する事業連携協定を締結しています。今回の取り組みは、地域の森林を守り、未来へつなげるための協働活動の一環です。当社は今後も地域と連携し、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。