社員インタビュー
仕事において、「謙虚さ」と「慎重さ」を重ねる
湖畔工場 勤務
職種:治具洗浄
仕事内容について教えてください
主にプリンターヘッドを製造するための治具の洗浄作業をしています。
青いテープが付いた状態で物が届くので、それを剥ぐところから始まり、エタノールで拭いて、パスボックスを通してクリーンルーム内でエアーをかけて綺麗にします。最終的には袋詰めをして、梱包をして納品する仕事です。基本的には立ち仕事ですが、座ってやる仕事もあります。治具洗浄を担当して4年が経ちますが、今は全面的に仕事をこなせるようになりました。
最近は、在庫管理も担当することになり、記入した在庫管理表を上司に提出して、次の出荷数の計画に繋げます。
通常は私自身を含めて4人で対応していますが、忙しい時は応援に来てもらうこともあります。
どんなことにやりがいを感じますか
治具洗浄の仕事は、すごく体力を使う仕事です。そのため、今まで以上に体力・持久力が付いたと感じています。
仕事を終えた後には「やりきったぞ」というスッキリ感があります。
仕事をする中で、大切にしていることはありますか
相手を尊重するということですね。
例えば、手を貸してもらいたい時には、職場の同僚に「これ手伝ってもらえませんか?」と声をかけますが、「ちょっと今は手が離せない」とか「これだけやったらでいい?」と言われることがあります。その時は相手の作業を優先してもらいます。「そんなもの後回しだ」とか一方的に否定してしまうと、かえってチームの関係性が悪化するリスクが高まるので、それだけは避けなければならないと思っています。また、私自身も周りから「ここ手伝ってくれると嬉しいな」と言って頼られることがあります。できる範囲で素直に引き受けますが、物事には優先順位があるので、自分も忙しい時には上司と相談するようにしています。
今後、目指していきたい姿を教えてください
決して自分の身に付けた力を過信しないことですね。要するに、仕事において、謙虚さと慎重さを重ねるということです。
どんな仕事でも、お客様が関わってくるので、ぞんざいに業務をこなすことはいけないことなんですよね。
「自分は仕事ができるから」といって良い気になっている人ほど、事故を引き起こすリスクや、ミスをする確率が高くなります。仕事で扱っている物の中には、金属製の物や、重ねると重たい物もあります。もし仮に落としてしまった場合、当たり所が悪ければ事故に繋がることだってあるんです。そのため、例え自分は仕事ができ、褒められたとしても、「大したことありません」「そんなんでもありませんよ」と言えるのが一番いいと思っています。
個人的な話ですが、アビリンピックについての目標もあります。
2018年の全国大会で製品パッキング種目で金賞を受賞しました。2022年はオフィスアシスタント種目に出場し、県大会で2位という結果でしたが、これからも全国大会を目指して挑戦していきたいです。
これからエプソンミズベで働こうとしている方にメッセージをお願いします
やはり働くことに関しては、きちんと責任を持つということでしょうか。
働いてお給料をいただくので、それだけの責任があるかと思うんです。大人ですので、自分の行動や言動に関しても、きちんと責任を持たなければいけないというのが大事なことですね。