2023年2月17日

セイコーエプソン株式会社

『Clarivate Top 100 グローバル・イノベーター2023』受賞、10回目の選出

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、世界的な情報サービス企業であるクラリベイト Plc(本社:英ロンドン、日本オフィス:東京都港区)が選定する『Clarivate Top 100グローバル・イノベーター 2023』に選出されました。エプソンは2012年の初受賞から数え、今回で10回目の選出となります。

■エプソンの知的財産活動

エプソンでは「主体的(Proactive)な知的財産活動」を重視し、将来を先読みした取り組みを行っています。そして独自の高度な技術であるコア技術を最も重要な資産と位置付けています。

特に主力のプリンティング領域において、そのコアデバイスであるピエゾ方式プリントヘッド関係特許の保有数は業界トップ*1であり、この知財力を基に、他社との技術差別化を図り、インクジェットプリンター新製品の開発に積極的に取り組んでいます。

ピエゾ方式プリントヘッド関係特許保有数

*1:2023年2月2日現在、エプソン調べ。日本、米国、中国、欧州登録特許件数(2003年1月1日以降出願)

■知的財産本部長 小林利彦のコメント

『Top 100グローバル・イノベーター』に選出されたことを大変光栄に思います。当社は昨年9月にパーパス「『省・小・精』から生み出す価値で人と地球を豊かに彩る」を発表し、その志を社内外に示しました。インク吐出に熱を使わない当社独自のプリントヘッド技術を搭載したインクジェット複合機は、CO2排出量*2の削減、加えて消耗品・定期交換部品なども低減できるというメリットを生み出すことが可能です。このような社会課題を解決する独自技術は当社の知的財産権によって保護されており、当社が社会課題に持続的に取り組むための基盤を支えています。これからも、「社会課題に当社の強みでどう貢献するか」を最優先に、日々の知財活動に真摯に取り組んでまいります。

*2:詳細情報掲載:corporate.epson/ja/sustainability/environment/products/customers.html

■『Clarivate TOP 100 グローバル・イノベーター』とは

世界中の発明データの比較分析を行い、革新力に直接結びつく指標を用いて各特許アイデアの優位性を評価し、グローバルイノベーションエコシステムのトップに位置する、優れたイノベーションパフォーマンスを継続的に発揮している企業や組織を年に一度選出するものです。

評価は2段階のアプローチに基づいており、1段階目で、特許の出願数と保有数により企業・組織を抽出し、国際的な発明の割合と規模に基づいて「INTERNATIONAL FACTOR」が算出されます。2段階目では「影響力」「成功率」「グローバル性」「希少性」4つの要素でスコアを付け、他の全ての特許アイデアと比較されます。

詳細はクラリベイト・アナリティクスのプレスリリースをご参照ください。

https://clarivate.com/ja/news/

エプソンの知的財産活動については、下記ウェブサイトをご参照ください。

corporate.epson/ja/technology/intellectual-property/

以上

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