2014年8月 大容量インクパックシステム(RIPS)搭載オフィス向けプリンター
印刷方式 | PrecisionCore インクジェット方式 |
印刷可能枚数 | 75,000枚※1 |
耐久性 | 30万ページ※2(A4印刷時) |
印刷スピード※3 | 約24ipm(A4縦)/PPM最速値:約34枚/分 |
最大給紙容量※2 | 1,831枚(64g/m³普通紙使用時) |
外形寸法 | (W)767×(D)800×(H)1,132mm |
重量 | 100.9kg |
消費電力量※4 | 0.7kWh |
※ A3複合機フルセットモデルの仕様
製品特長
大容量インクパックシステム(Replaceable Ink Pack System)を搭載したオフィス向けプリンターを、日本では2014年5月「エプソンのスマートチャージ」サービス用プリンターとして8月に市場投入することを発表しました。(海外モデル:WF-R8590、市場投入:欧州2014年8月、北米2015年1月)
従来のインクカートリッジに比べ、大容量インクパックを搭載することで、消耗品を交換することなく7万5000枚※1もの印刷ができます。そのため、消耗品の交換頻度を減らすことで、消耗品の在庫管理や交換の手間、排出されるゴミの削減などオフィスでの困り事を解消しました。
誕生の背景
オフィスにおいては多量の印刷を行うことから、ランニングコストの削減と消耗品の在庫管理や交換回数低減による業務効率向上が導入のキーポイントとして挙げられていました。エプソンがオフィス用途でのシェア拡大を狙い、従来のインクカートリッジに比べ1回のインク補充で大量に印刷が可能なインクパック方式を開発しました。
成果と反響
ユーザーからは、消耗品の在庫管理や発注、交換の手間が削減できたと好評をいただきました。また、オフィス機器分野での独立評価機関である米国のBuyers Laboratory LLCからは、次のような評価をいただき、2015年夏評価にて「最優秀イノベーション功績賞」を受賞しました。
- 驚くほど大量の印刷可能枚数を全色で確認できた
- 超長寿命の消耗品は、消耗品交換を減らすことでオフィスでの生産性を落とさず、IT管理の課題を軽減できる
- 交換やメンテナンス手順が分かりやすい
- 梱包がコンパクトでごみが少なく、スペースが限られるオフィス環境に適している
- ※1 イールド枚数(各色での印刷可能枚数)算定については、国際標準規格であるISO/IEC24711(測定方法)、ISO/IEC24712(測定画像)に基づき、エプソン独自に算出したシミュレーション値です。また、イールド枚数はお客様の印刷イメージ、印刷原稿、印刷間隔、印刷環境によって変動します。
- ※2 枚数は紙質、温度、湿度などの環境によって異なります。
- ※3 測定基準:ISO/IEC24734
- ※4 国際エネルギースタープログラム測定方法のTEC基準に基づき、エプソン独自で算出しております。1日あたりの印刷枚数は288枚の条件により測定しています。消費電力量はお客様のプリンター使用状況により異なります。