2024年6月14日

公立諏訪東京理科大学

セイコーエプソン株式会社

公立諏訪東京理科大学とセイコーエプソンが人材協力連携協定を締結

公立諏訪東京理科大学(学長:濱田州博、以下、諏訪東京理科大学)とセイコーエプソン株式会社(代表取締役社長:小川恭範、以下、エプソン)は、地域社会の発展とデジタル人材育成の強化を図るため、人材協力連携協定を6月14日に締結しました。

これまで、諏訪東京理科大学とエプソンは「GROWTH CHALLENGE」と名付けた、長野県諏訪エリアの学生が自治体・企業の抱える課題の解決策を検討するアイデアソンを共同で企画推進してきました。また、エプソンは諏訪東京理科大学からのインターンシップの受け入れを行い、連携を深めてきました。これらのことを背景に、諏訪東京理科大学とエプソンは以下を目的とした人材協力連携協定を締結し取り組みを強化していきます。

1. 目的

それぞれ保有する人的・知的資源を有効に活用し、相互の連携及び協力を強化することにより、地域社会の発展とデジタル人材育成の強化を目的とする。

2. 協定による連携事項

  1. (1)相互に保有する人的・知的資源を活用する取り組み
  2. (2)人材育成(主にデジタル人材育成)・キャリア形成に資する支援に関すること
  3. (3)地域社会の発展・活性化に関すること
  4. (4)その他本協定の目的に資すると認められる事項

3. 予定している取り組み

  • 諏訪東京理科大学からエプソンへの人材採用に関すること
    -2026年春の新卒採用枠よりエプソンが諏訪東京理科大学から採用を予定
  • エプソン従業員のデジタル人材育成のためのプログラム設計と講座開講に関すること
    -諏訪東京理科大学が授業や大学保有コンテンツを利用してエプソン従業員への教育を予定
  • 学校法人エスイー学園エプソン情報科学専門学校(以下、エスイー学園)から諏訪東京理科大学への編入に関すること
    -2028年度よりエスイー学園から諏訪東京理科大学への編入を予定

■諏訪東京理科大学長 濱田州博のコメント

公立大学の使命は、立地する地域の人材を活性化することであり、地域の代表的企業であるエプソンとの人材協力連携協定により活性化を促進することが期待できます。また、脱炭素や資源循環を目指す企業姿勢に学生が触れることで、いかに持続可能な社会を実現するかを意識するきっかけになると思います。

■人的資本・健康経営本部長 阿部栄一のコメント

エプソンは、信州に生まれ、育った企業です。現在も信州に事業運営の核となる機能・基盤を置きつつ、グローバルにビジネスを展開しています。創業以来培ってきた「省・小・精の技術」をベースに、社会課題・地域課題の解決、お客様の期待を超える商品・サービスをお届けするべく、創造と挑戦を重ねています。

公立諏訪東京理科大学様の建学の精神・理念・使命、なかでも地域社会へ貢献できる人材育成を実践されていることに共感しており、この度、人材協力連携協定を締結できたことを嬉しく思います。

これを機に相互の連携や協力を強化することで、地域社会の発展やコア人材の育成に寄与していけるものと期待しています。

諏訪東京理科大学とエプソンは、よりよい地域社会実現のために連携を強化し、取り組みを加速させていきます。

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。