2023年5月31日
セイコーエプソン株式会社
アフリカへのインパクト投資ファンド「株式会社and Capital」へ出資
セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、公益社団法人経済同友会(東京都千代田区、代表幹事 新浪剛史、以下 経済同友会)の提言の趣旨に賛同する同会会員所属企業および会員により、アフリカを対象とした日本企業からのインパクト投資*1促進に向け、2023年1月6日に設立されたファンド運営会社「株式会社and Capital」(東京都千代田区、代表取締役社長 渋澤健、以下 and Capital)に対して出資したことをお知らせいたします。
アフリカ諸国では、人口の増加が見込まれる一方、諸制度・インフラをはじめ、食糧、保健衛生、エネルギーなど多くの分野で社会的課題が多く、インパクト創出の余地を多く残しています。その一方で、アフリカからの社会課題の解決に向けた投資への期待に対し、日本は十分応えられていない状況が続いています。
このような中、アフリカの課題解決や持続可能な成長と、日本の経済機会の拡大の同時実現を図り、アフリカにおける日本のプレゼンスを向上させることを目的に、経済同友会の提言の趣旨に賛同する会員所属企業及び会員により、本年1月にand Capitalが設立されました。
エプソンは、and Capitalの目指すところに賛同するとともに、今後の成長が期待されるアフリカに関し、
- エプソン単独では実現に時間がかかるアフリカにおけるビジネス展開の加速や、アフリカを熟知した人材の不足に対する補完
- CVCではカバーできない、アフリカにおけるインパクト投資案件へのアクセス
を狙いとして、出資を行うことに致しました。
今後もエプソンは、『「省・小・精」から生み出す価値で人と地球を豊かに彩る』ために、多岐にわたるパートナーとシナジーを創り出し、世界のさまざまなエリアにて持続可能な社会の実現に向け貢献していきます。
*1インパクト投資:環境や社会課題に関するポジティブなインパクトの創出と経済的リターン達成の両立を意図した投資
■株式会社and Capitalについて
目指すところ:
アフリカに特化したインパクト投資の推進を通じて、「with Japan」によるアフリカの社会課題解決を推進するエコシステムを創出、駆動する。
特徴:
- アフリカの社会課題解決を目指すベンチャーキャピタル、およびスタートアップに対するインパクト投資を行う
- 日本企業のアフリカ投資/事業展開の支援を行う
- アフリカ事業に係る人材育成のプラットフォーム役を務める
- 代表者:代表取締役社長 渋澤 健
- 所在地:東京都千代田区平河町2-4-5
- 設立:2023年1月6日
詳細は、同社ホームページ(https://andcapital.jp/)をご覧ください。
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。