ダイバーシティフェア2025実施レポート
エプソンでは、2021年から毎年「ダイバーシティ」をテーマにしたフェア形式の社内イベントを開催し、講演会やセミナー、体験型イベントなど、多様な視点に触れられる場を提供しています。
2025年度は「私たちが目指す『多様性』と『組織カルチャー』とは」をテーマに実施しました。
私たちが目指す『多様性』と『組織カルチャー』
変化の時代を生き抜くためには、多様性はエプソンにとって不可欠なものです。
その上で、一人ひとりが自ら考え行動する、新たな価値を生み出す人材が集い、それぞれが力を発揮することで、変化に柔軟かつ強い組織カルチャーが育まれると私たちは考えています。
ダイバーシティフェア2025は、『多様性』と『組織カルチャー』をテーマに、講演・対話・体験を通してさまざまな視点に触れる場です。そうした体験を通じて、エプソンが大切にしている姿勢や考え方について、参加者一人ひとりがあらためて考え、共有する機会となりました。
開催プログラム
マツダ株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 毛籠 勝弘氏講演会ならびにセイコーエプソン株式会社 代表取締役社長 𠮷田潤吉とのトークセッション
マツダ株式会社 代表取締役社長 兼 CEO の毛籠勝弘氏をお招きし、「最大の経営資源は『ひと』 - 従業員の成長と多様性を育む経営の考え方 -」をテーマにご講演いただきました。
地方企業としての覚悟や使命感、広島の戦後復興の中で育まれた「ひと中心」の精神性や「価値創造の源泉はひと」と位置付ける人材を軸にした独自の企業文化に触れることで、多様性を生かしながら組織の力を高めていく視点を得る機会となりました。
続く、セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長 𠮷田潤吉とのトークセッションでは、属性としての多様性ではなく「背景の違い」への想像力を大切にし、共通の軸に立ち返りながら価値をつくる姿勢や、パーパスや風土改革が従業員の誇りを生むプロセスについて意見が交わされました。
参加者からは、「マツダ社で理念が社員に浸透している点が伝わってきた」「BLUEPRINTによる風土改革に共感した」「違いや背景に目を向ける姿勢を自分の業務にも取り入れたい」といった声が寄せられました。
※BLUEPRINT:マツダ株式会社が全従業員を対象に展開している組織風土改革の取り組み。対話を軸に、一人ひとりが自ら考え行動することを大切にしながら、組織のあり方を見つめ直し続ける考え方として位置づけられている。
アマゾンジャパン立ち上げメンバー 佐藤将之氏 講演会
アマゾンジャパン立ち上げメンバーの佐藤将之氏をお招きし、「挑戦を恐れない組織へ。アマゾン創業期に学ぶ失敗と成長の組織文化」と題しご講演いただきました。
アマゾンの“顧客起点で考え、失敗を学びに変えながら挑戦を続ける文化”に触れることで、多様な人材が自ら考え行動し、組織の力へとつなげていくためのカルチャーについて、エプソンの価値観と重ねて考える機会となりました。
インクルーシブデザインワークショップ
様々な障がいに対する理解と製品のアクセシビリティ向上の視点を得ることを目的に、視覚に障がいのある方を招いたインクルーシブデザインワークショップを開催しました。
対話や障がい体験を通じて当事者の感じる不便を知り、プリンターを操作する様子から製品利用時の課題を把握しました。さらに「視覚障がい者にとって理想のプリンター」について障がいのある方と共に考え、インクルーシブデザインの考え方に触れました。企画、デザイン・設計、営業など製品に関わる複数部門の社員が参加し、理解を深める機会となりました。
エプソンミズベ株式会社見学会
セイコーエプソングループ内から様々な業務を受託している特例子会社のエプソンミズベ。その働き方や役割への理解を深めることを目的に、エプソンミズベ湖畔工場の見学会を行いました。
見学会では、実際に働くメンバーから日々の業務内容や工夫、障がいの特性に応じた働くための配慮について説明を受け、見学会の参加者自身がインクカートリッジの仕分けや分解作業を体験しました。実際の作業を通じて、効率化の工夫や働きやすさを支える環境づくりに触れる機会となり、参加者からは誇りをもって働く姿への共感や、自部門にも活かせる気づきがあったとの声が寄せられました。