そこは施設の方々や家族を繋ぐ絆で満ち溢れていた
小澤 哲夫さん
セイコーエプソン株式会社
つながり:「ゆめ水族園」参加社員
私は製造現場で30年以上働いておりますが、自分たちが創り上げた商品を扱うお客様の反応を見る機会もなく、自分自身でさえ自社商品での感動の映像を体感することはありませんでした。
この「ゆめ水族園」は想像を超えるモノを私のココロに与え、思い出すと今でも胸が高鳴ります。「感動」と簡単に言いますが「ココロが感じて動かされて初めて生まれる」この感動をその場にいた全ての人にもたらしたのは間違いありません。
それは映像の迫力や美しい世界観・音楽との共演。いやもっともっと深いところにあります。コロナ禍で会える機会が減った家族を一瞬で結び、ひと時の家族旅行を演出。きょうだいが遊ぶ金魚すくいを手しか動かないお子さんが自らも手を伸ばして金魚をすくう姿に驚く家族の表情。日ごろの精神的な疲労を幻想的な世界観で「癒される」とつぶやきながら何度も映像の世界に包まれていく親御さん。施設の方々や先生方を含め、そこには家族を繋ぐ絆で満ち溢れていました。非日常的な世界に現実世界を見出し自分自身を再確認しココロをほぐすことが出来る商品を創り出す。その一員でいられる幸せと誇りを感じさせられました。ゆめ水族園の活動を継続し拡大していく事は多くの人から人へ「笑顔と喜び」で繋ぎ合わせ地球全体を幸福で包み込むのかもしれないと私は本気で思います。