心地よい気分になることを大切にしました

山本 清香さん

作編曲家・ピアニスト

つながり:「ゆめ水族園」作曲・音楽制作

音楽を作るに当たり大前提として、心地良い気分になることを大切にしました。具体的にはノイズ音や急激な音楽の変化、高音域もしくは低音域すぎる音などを控えています。それらは音楽の要素として彩りのアクセントにもなりますが、刺激が強すぎる側面もあるためです。

先に頂いた「ゆめ水族園」の映像に合わせて作曲を進めると、テンポはとにかくゆっくりであることが大事だと気付きました。その中で徐々に前向きな気持ちになるような構成にしたり、弾む気持ちになる音色を選んだり、逆にゆったりと環境に浸りたくなる曲など、テンポはゆっくりでも穏やかな静と動のバランスを大切に、作曲を進めました。「ゆめ水族園」にいらっしゃる方々がリラックスして楽しんでくださる音楽になるよう心掛けました。

このような素敵な企画に携わることができて、本当にうれしく思っています。自分の創った音楽を届けることができ、皆様に喜んでいただけることは、私にとってもこの上ない喜びです。